コモド国立公園について

 

 

2017年3月6日、グーグルは世界で一番大きいトカゲであるコモドドラゴンの落書きのロゴを使ってコモド国立公園の37周年を祝いました。ではコモド国立公園コモドドラゴンについて知っておくべき面白いことをいくつか述べてみましょう。

 

 

1 コモド国立公園インドネシア小スンダ列島に位置していて、その中にはコモド島、リンチャ島、パダール島、またそれらよりも小さい島々があります。国立公園の面積は陸上と海上を合わせて約2200平方キロメートルあります。

 

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2 この国立公園は、体長3メートル、体重160キロにも達する世界最大のコモドド

ラゴンを保護するために1980年3月6日に制定されました。のちにその目的は周辺海域を含みその地域の植物群および動物群の保護へと拡大されました。

 

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3 コモドドラゴンは3000頭以上生息していますが、そこはほかの多くの動物のすみかとなっています。コモド国立公園のウエブサイトによると、そのほかにもチモール鹿、72種の鳥類など数々のコモドドラゴンの餌となる生き物が生息しているそうです。さらに、1,000種以上の魚類約260種のサンゴ、70種の海綿動物が存在しています。「ジュゴン、サメ、マンタ、更に少なくとも14種のクジラ、イルカ、ウミガメもコモド国立公園をすみかとしています。」

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4 スミソニアン国立動物園によると、コモドドラゴンは現存する世界最大のトカゲです。またコモドドラゴンは共食いをすることがあります。しかし幸いに子供のコモドドラゴンはたいてい木の上で生活するので大人の個体の餌になる危険性が低くなっています。

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5 コモドドラゴンは陸上では最高時速20キロで走ることができます。日本のテレビ番組、イッテQでイモトが競走をやりましたね。彼らの狩りの戦略は慎重さと強さに基づいています。獲物となるシカ、イノシシ、ヤギなどを待って我慢強く数時間も同じ場所に留まることができます。また、危険を察知すると、胃の内容物を吐き出して体を軽くして速く逃げることができます。

 

 

6 コモドドラゴンは泳ぐこともできます。絶滅危惧種のリストには入っていませんが、絶滅が危惧されています。そういえばアメリカ版ゴジラはウミイグアナという水泳能力のあるトカゲがモデルになっていましたね。コモドドラゴンドラゴンをモデルにしたらもっとすごかったかもしれません。

stock photo

 

 

7 コモドドラゴンは超がつくほどの捕食者です。歯は長いものでは2.5cmにもなり最も危険な生物のひとつです。獲物にかみついて引っ張り歯の間の複数の毒管から毒を流し込み、血液の凝固を妨げます。 かまれた動物は失血によるショック状態を起こします。

 

 

いかがでしたか。

捕食者とはいっても、たとえばオオカミやライオンのハンティングスタイルとはちがって、その場で捕食対象の命を奪うわけではないようですね。末恐ろしいコモドドラゴンですが、もちろん日本には生息していないので安心です。